2019年07月31日更新
血圧の記録におすすめのアプリ11選!iPhone/Androidで無料で管理できるものも紹介!
血圧の記録におすすめのアプリ11選をレビューします。iPhone・Androidで無料で管理できる血圧アプリも紹介します。血圧アプリはシンプルに血圧の推移を記録できるものから、多種多様な健康項目と一緒に健康データを一括管理できるものまであります。
目次
- 1血圧アプリで血圧を管理するメリット
- ・データをグラフ化すると変化を確認しやすい
- 2血圧アプリを選ぶポイント
- ・シンプルがいいか高機能がいいか
- ・グラフ化機能があると便利
- 3血圧の記録におすすめの無料アプリ【iPhone・Android】
- ・血圧ノート:血圧変化をスマホで記録!グラフ化も簡単
- ・健康手帖:お薬手帳&病院検索
- ・Withings Health Mate
- 4血圧の記録におすすめの無料アプリ【iPhoneのみ】
- ・健康手帳:運動・検診・血液の記録で病気診断と健康管理
- ・BPNote Lite
- ・Vitalbook:ヘルスケア&フィットネス
- ・かんたん血圧ライフログ:毎日朝夕記入するだけで見える化
- 5血圧の記録におすすめの有料アプリ【iPhoneのみ】
- ・FitPort:有料360円
- ・HealthFace:有料240円
- ・BPNote:有料240円
- ・血圧レコ:有料120円
- 6血圧アプリを使ってみよう
血圧アプリで血圧を管理するメリット
現在、健康管理に利用できる便利アプリが多数、提供されていますが、その中でも様々なバリエーションのアプリが提供されているジャンルとして「血圧アプリ」があります。
「血圧アプリ」というと血圧だけを記録するアプリと思われがちですが、「血圧アプリ」と銘打ちながら、血圧に付随する他の様々な健康要素・情報も合わせて管理でき、それらの情報と血圧の記録を合わせて総合的・複合的に現在の自分の健康状態を管理できるようにシステムが組まれています。
スマホは常に携帯しているデバイスなので、現在ではパーソナルデバイスとしての側面も持ちます。スマホのこうした特徴は、個人の健康管理に利用するには都合がよく、最も分かりやすい例を挙げれば、万歩計や日々のランニングの記録などに利用されています。
「血圧アプリ」もそうした、スマホをパーソナルデバイスとして健康管理に応用している例の1つです。スマホに、日々の自分の健康に関する情報を記録することで、継時的な自分の健康上の変化を見て取れ、客観的な分析が可能になります。また、その分析を基に、今後の健康プランを立てていくという流れにもつながるでしょう。
今回は、スマホをパーソナルデバイスとして健康管理に応用した「血圧アプリ」の特徴・選び方と、iPhone・Android用の無料「血圧アプリ」を含む、おすすめ「血圧アプリ」11選をレビューします。
データをグラフ化すると変化を確認しやすい
日々の健康管理情報を「血圧アプリ」に記録することのメリットとして、まず挙げられる点が、データをグラフ化できるという点です。データのグラフ化は、データの客観的な把握を可能にします。
日々の健康管理情報を記録するのであれば、特にアプリを利用する必要はないのではないかと考える人もいるかもしれません。スマホ操作にあまり慣れていない人は、ノートやメモ書きの方が手っ取り早く、お手軽に済ませられるので、ポケット手帳などに走り書きで記録して済ませている人もいるでしょう。
しかし、スマホ操作に慣れていない人でも、敢えて「血圧アプリ」を使って健康管理情報の記録を始めることに意義はあります。手書き記録ではあくまで端的で平面的な記録でしかなく、情報の確認程度の機能性しか持ちえません。
「血圧アプリ」のようなシステム的な記録媒体を利用することで、端的な記録を組み合わせて複合的な記録を構築できます。つまり、情報が立体的になるので、全体像を客観的に把握しやすくなりイメージで理解できるようになります。データのグラフ化はその最も顕著な例です。
朝や夜のデータはもとより、運動後やイベントの後のデータなども合わせて記録し、グラフ化・可視化することで自分の健康面をイメージで理解できるようになります。
血圧アプリを選ぶポイント
次に、「血圧アプリ」を選ぶポイントについて解説します。現在、様々な機能・特徴を備えた「血圧アプリ」がリリースされていますが、あまりにバリエーションが多いとどれを選ぶべきか困惑してしまいます。以下に、そうした多種多様な「血圧アプリ」の中から、自分にあった「血圧アプリ」を見つける大事なポイントをまとめました。
シンプルがいいか高機能がいいか
「血圧アプリ」を選ぶポイントとして、まず意識するべきポイントは、「シンプル・高機能」です。単純なポイントですが、「血圧アプリ」は日々利用するアイテムです。自分が利用する上で、ストレスなく継続して記録を続けられるという要点が第一優先になります。
下手に高機能の「血圧アプリ」を選んで、結局使いこなせない、持て余してしまうという状態では日々の記録はおぼつかないでしょう。「血圧アプリ」はあくまで自分のサポートするアイテムとしてストレスなく利用できるものを選ぶべきです。
グラフ化機能があると便利
前述したとおり、「血圧アプリ」に最も求められる機能としてグラフ化機能があります。グラフ化機能とは、蓄積された日々のデータの推移を可視化して、全体のバランスから状態の変化を把握できるように表示する機能です。
血圧の変化を判断するには、グラフによる可視化が最適です。一目瞭然で判別できるのでモチベーション維持にも効果的です。
「血圧アプリ」を選ぶ際はグラフ化機能が装備されているものを選ぶことをおすすめします。
血圧の記録におすすめの無料アプリ【iPhone・Android】
次に、血圧の記録におすすめの無料アプリを紹介します。まずは、iPhone・Androidの両方でリリースされている無料「血圧アプリ」をレビューします。
iPhone用だけでなくAndroid用にも無料で利用できる「血圧アプリ」が多くリリースされています。特に、iPhone・Android両方でリリースされているアプリは、機能が充実していて人気のアプリが多いのでおすすめです。
血圧ノート:血圧変化をスマホで記録!グラフ化も簡単
初めに紹介するiPhone・Android用の無料「血圧アプリ」は、「血圧ノート:血圧変化をスマホで記録!グラフ化も簡単」です。このアプリは毎日の血圧を朝と夜で記録でき、簡単にグラフ化できる使い勝手の良いアプリです。また血圧の記録だけでなく体重・体脂肪も合わせて記録でき、健康状態を一括管理できるので便利です。
また、血圧関連の情報リンクが用意されているので、血圧関係の健康対応で困ったときはこの情報リンクから有用な情報を収集できます。リンク情報は随時更新されています。
健康手帖:お薬手帳&病院検索
次に紹介するiPhone・Android用の無料「血圧アプリ」は、「健康手帖:お薬手帳&病院検索」です。このアプリは定期的に薬を服用している人におすすめです。血圧管理以外に薬の服用予定を管理できます。また、服用している薬のQRコードを取り込むと、服用している薬の情報を登録できます。
このアプリでは、薬の服用や体調管理をタスク管理して、そのタスクを達成すると「健康スコア」というポイントが加算され、Amazonギフト券に交換できるという機能も装備されています。
Withings Health Mate
次に紹介するiPhone・Android用の無料「血圧アプリ」は、「Withings Health Mate」です。このアプリは健康テーマとして、「体重・活動・睡眠・心臓」の4つの要素で健康管理を行おうというコンセプトで成り立っています。血圧・睡眠時間・日々の体重の変化・運動量などの、健康データを一括管理します。
このアプリでは「体重・活動・睡眠・心臓」の4つの要素がそれぞれ花びらとして表示され、状態が良好であるほど大きい花びらに成長するという演出が施されているので、健康維持・管理のモチベーションを高めるのに有用です。
血圧の記録におすすめの無料アプリ【iPhoneのみ】
次に、血圧の記録におすすめの無料アプリで、iPhoneにのみリリースされている「血圧アプリ」をレビューします。
健康手帳:運動・検診・血液の記録で病気診断と健康管理
iPhoneにのみリリースされている無料「血圧アプリ」として、まずおすすめするのは、「健康手帳:運動・検診・血液の記録で病気診断と健康管理」です。
このアプリは記録項目が多く用意されていることが特徴です。全部で471項目の健康に関するチェック項目が用意されていますが、全てを必ず入力しなくてはいけないというわけではありません。自分に必要な項目を選んで入力すれば大丈夫です。
スポーツを楽しんだ後や健康診断を受けた後などに、思いついた項目をその都度入力するようにしましょう。血圧だけでなく、身長・体重・日々の運動量・各種健康項目について、こまめに記録しておくと、自分の健康の総合評価をグラフで表示できます。健康項目の入力は簡単です。項目をタップしてワンタッチ入力で済みます。
BPNote Lite
次に紹介する「BPNote Lite」は、血圧管理に特化した無料「血圧アプリ」です。朝晩の血圧・脈拍数や体重の変化を管理し、薬を服用している人は服用のチェックも行えます。
「血圧が正常範囲か高血圧か」がグラフで視覚的に表示されるので、血圧管理を特に意識したい人におすすめなアプリです。血圧の過去1週間・3ヶ月間の状況もグラフで確認できます。
Vitalbook:ヘルスケア&フィットネス
次に紹介する「Vitalbook:ヘルスケア&フィットネス」は、多機能でありながらシンプルなレイアウトで使いやすい無料「血圧アプリ」です。健康管理だけでなくダイエットやトレーニングなどの管理も行えます。血圧・心拍数・体重・睡眠・食事・水分量などの様々な健康に関する項目を記録できます。
Apple Watchにも対応しており、簡単操作で管理できるので日々の利用でストレスを感じさせません。更に豊富な機能を利用したい場合は有料版も用意されています。
かんたん血圧ライフログ:毎日朝夕記入するだけで見える化
次に紹介する「かんたん血圧ライフログ:毎日朝夕記入するだけで見える化」は、血圧の記録もれにすぐ気づかせてくれる無料「血圧アプリ」です。
このアプリの血圧記録は基本的に朝晩に記録し、記録が済むとカレンダー上に円マークがつきます。朝晩のどちらかしか記録されていない場合は半円マークになるので、うっかり記録を忘れたときは気づかせてくれます。
血圧記録の操作はキーボード入力ではなくドラムロール式の入力なので、ドラムロールを移動して素早く入力できて便利です。記録の結果は1週間・1ヶ月間・3ヶ月間というふうに期間を指定してグラフ化できます。その他の機能として、グラフを画像変換したり、データをCSVに変換したりできる機能も装備されています。
血圧の記録におすすめの有料アプリ【iPhoneのみ】
次に、血圧の記録におすすめの有料アプリで、iPhoneにのみリリースされている「血圧アプリ」をレビューします。
FitPort:有料360円
iPhoneにのみリリースされている有料「血圧アプリ」として、まず紹介するのは、「FitPort」です。価格は360円です。「FitPort」はApple純正アプリ「ヘルスケア」との密な連携が可能な「血圧アプリ」です。「ヘルスケア」の項目情報はほぼ全てリンク表示できるので、「ヘルスケア」と併用したデータの一括管理が可能です。
また、アプリ内で健康維持のための目標設定を行い、それに向かって健康改善に取り組むという使い方ができるので、健康に対するモチベーションを維持するには有用なアプリです。
HealthFace:有料240円
次に紹介する「HealthFace」は、健康に関する記録項目が多数用意されている「血圧アプリ」です。価格は240円です。
血圧・体重といった一般的な健康項目だけでなく、運動・栄養・生活習慣(食習慣)などに関する記録項目を多数用意しているので、自分のニーズに合った任意の項目を利用します。記録項目が多いほど自分の健康状態のレポートが充実します。
記録項目の入力にはウィジェットやアプリのショートカットが利用できるので、頻繁に記録する項目はウィジェットやアプリのショートカットに登録しておくと日々の記録を素早く行えます。
BPNote:有料240円
次に紹介する「BPNote」は、血圧などの記録・管理のほかに薬の服用についても管理できる「血圧アプリ」です。価格は240円です。
日々の血圧・体重の記録に加えて薬の服用のタスク管理ができ、薬の服用を記録するとカレンダーにカプセルマークが表示されるので薬の飲み忘れを防止できます。
血圧の記録データは折れ線グラフ・分布図で可視化され、特に分布図で見る血圧の記録データは、血圧が正常範囲内かどうかを一目で判断できるので有用です。
その他の機能としては、Dropboxと連携してデータ管理したり、記録データをCSVにファイル変換したりできます。
血圧レコ:有料120円
次に紹介する「血圧レコ」は、血圧などの日々の記録入力を簡単に行える「血圧アプリ」です。価格は120円です。
「血圧レコ」では、朝昼晩で血圧・心拍数を記録し、結果をグラフ化します。グラフ化により、視覚的に血圧状態の推移が分かり、健康の変化が一目瞭然で判断できます。
データの記録はスライダーを上下に移動して行うので、キーボード入力を行う必要がなく、データを記録すると自動的に日付・時間も合わせて入力されるので、手間いらずでお手軽に記録を済ませられます。メモ書きで残っている過去データなどもまとめて入力できます。
他の機能としては、CSVファイルへの出力が可能です。
血圧アプリを使ってみよう
「血圧アプリ」のそれぞれの機能・特性を理解して、自分に合った「血圧アプリ」を見つけましょう。iPhone用だけでなくAndroid用にも無料で利用できる「血圧アプリ」が提供されています。特に、iPhone・Android両方でリリースされている「血圧アプリ」は、機能が充実しているものが多いので、ぜひチェックしてみてください。
血圧アプリはシンプルに血圧の推移を記録できるものから、多種多様な健康項目と一緒に健康データを一括管理できるものまで、バリエーションに富んだラインアップが用意されています。